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[3]テー ブルソー

14. Dado Set Shop Test 2009.10.28 

 先日forestさんのブログでDadoについてのエントリがありましたが、たまたま雑誌でShop Testを見つけましたので、紹介しますが、いつもの通り、絶対評価ではありませんので、一結果としてこうなった、と言う見方で理解お願いします。
まずは結果から。
イメージ 7

 

この中で赤丸の付いた4機種が、Top Toolとして選ばれています。4機種がTOPとは珍しいですが、どの機能を重く見るか使用者基準で判断すれば良いでしょう。以下の4機種でいずれも200ドル前後です。
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テストは、(1)から(6)。このうち(6)については、横、縦に削った時に、欠けが出るかどうかと言う評価で、以下のサンプルのようにAからDとしています。
イメージ 4

 

イメージ 5

 

あと下の写真ですが、インサートをセロクリアランスにした場合とそうで無い場合の評価があります。
もちろん下の方がゼロクリアランスなのは明らかです。
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(1)は英語が良くわかりません。forestさんわかりますか?
 本文を読んでも、これに該当する部分が出てきません。
 強いて訳せば、使用後の磨耗の無さとでもなるでしょうか。

 

(2)は掘った溝の底面が平らで綺麗かと言う評価です。
イメージ 1
上の写真の左です。筋が見えていますが、これでは評価がBとかCでしょう。

 

(3)掘った溝の、底のエッジが切り込んでいるかどうか、ということで、上の写真の右側です。
これはforestさんのブログでも紹介されていましたね。

 

(4)合い欠き接ぎ(Half-Lap Joints)でフラットかどうかの評価です。
合い欠き接ぎについては、以下を参照
https://toshim11.blog.fc2.com/blog-entry-147.html

 

(5)は、刃幅を簡単に変更できるかと言う評価です。



あと、ダイヤル式の写真がありましたので紹介します。
イメージ 3
ダイアルを回せば、まわすノッチ(回転量)により、一番外の刃が動き、刃幅を変えるようですね。刃を見ると中と外の刃はラップしていますので、外の刃が外に動いても、刃の隙間はできないようですね。



さて、もし私が買うとしたらFreudのダイアル式にするかなあ。ダイアルで簡単に刃幅を調整できるってのがいいですね。現実には、私のテーブルソーには装着できないので買えませんが。

 

備:雑誌元はWOOD Magazine Issue188 2009 1月号

 

 

コメント(14

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タイムリーで興味深いです。
forest
さんのブログにも書きましたが、私が気になるのは(2)と(3)、特に(3)です。
(3)にはA評価がありませんね。やはり構造上毛引き刃が必要ですので、これを0にすることはできないのかもしれませんね。

Box joint
に使用した場合、大なり小なり、このScoring markが外から見えることになるのでしょうね。
許容範囲かどうかは使ってみないと分からないということでしょう。

参考になります。ありがとうございました。 

2009/10/28() 午後 3:36 [ acanthogobius ] 

 


acanthogobius
さん、本当ですね、Aが無いんですね。気が付きませんでした。
やはり、可変刃幅のDadoセットには無理なのかも知れませんね。
acanthogobius
さんは昇降盤をもたれているので、やはり固定刃幅のカッター刃でしょう。使う目的にあわせてそろえておけば、そんなに種類は多くならないでしょう

そうそうBOX JointならFreud2枚重ね合わせの2種類の厚みが取れるブレード、あれは、スコアリングエッジは無かったような気がしますが、定かではありません。次回帰国時にチェックしてみます。 

2009/10/28() 午後 4:58 [ toshim ]

 

残念ながらBox jointのカッターには1インチ軸の物がないのです。

Box joint用のカッターはForrestにもあるのですが。

DADO
カッターには1インチ軸の物があるのでどの程度Box jointに使えるのか知りたかったのです。実際にDADOカッターを使ったBox jointもアメリカではよく雑誌で紹介されていますので。

兼房などの縦溝、横溝兼用のカッターではやはりScoring markが結構大きく出ます。
縦溝専用のカッターだと毛挽き刃がないと思うので、どうなるのか今度、縦溝専用カッターを購入する機会があったら試してみます。 

2009/10/28() 午後 5:28 [ acanthogobius ]

 


趣味でここまでは無理ですね 手に入れば別ですが・・・ 

2009/10/28() 午後 5:36 [kobo-yuu] 

 

acanthogobiusさん、私のテーブルソーも1インチですよ。
Dado
の1インチを探しましたが、6”径では見つけられませんでしたので、8”径のDadoセットを買ってはいるのですが、まだ使ったことがありません。

Freud
2枚張り合わせのブレードを購入し、1インチにボアアップしましたよ。一枚2,500円だったっけ。良く覚えていませんが、金を出せば穴を開けられますよ。

日本のカッターってマークが出たんですね。知りませんでした。 

2009/10/28() 午後 5:40 [ toshim ]

 

雄さんは使う目的が無いから不用では。 

2009/10/28() 午後 5:41 [ toshim ]

 

なるほど、ボアアップまでしたんですか、すごいですね。
使わないともったいないですね。(笑)
私はそこまで出来ないかな。
DADO
の1インチ軸は8”と10”があるようです。 

2009/10/28() 午後 8:17 [ acanthogobius ]

 

いろいろな、道具があるものですね。幅広の溝加工には便利ですね。 

2009/10/28() 午後 9:22 [ chaoayu ] 

 

興味深い記事の紹介ありがとうございます。

$100
前後の廉価帯がどの程度のものかと思っていましたが、やはり安かろう悪かろうだな、と見えますし、安くてもそこそこ行けるかも?とも見えてしまい、結局自分で体験してみるするしかないのかなと思います。

Box Joint Blade
はネットで見る限りは毛引き刃はなく、チップはフラットのように見えます。用途によってはささくれが出るかも知れませんね〜。 

2009/10/29() 午前 1:28 [ forest ]

 

溝はもっぱらルーターで深いと何度かに分けてゆっくりとですが、こういうのがあれば速いのでしようね。 

2009/10/29() 午前 8:13 [ hrv*0*4jp ] 

 

はい、acanthogobiusさん
言われるように使わないともったいないですね(笑) 

2009/10/29() 午前 10:41 [ toshim ]

 


kikoushi
さん、いろいろありますね。でもめったに使わないなら、わざわざ専用のものを買う必要もないでしょうね。 

2009/10/29() 午前 10:42 [ toshim 

 


forest
さん、FreudBOX Jointを使う場合のささくれは、インサートをゼロクリアランスにすれば、ほとんど解決できると思います。私のテーブルソーは、このインサート作りが難しいのですが、これに合わせて作ってみましょう。 

2009/10/29() 午前 10:45 [ toshim ]

 

hrvさん、そうですね、無い場合はルータで何度かになるでしょうね。上にも書きましたが、使う頻度の関係で、揃えるかどうかでしょうね。 

2009/10/29() 午前 10:47 [ toshim ] 

 

 

                                                                   

 

 

 

 

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