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USA自動かんな盤  2008.12.04

 

気になる記事があったのでいつもの雑誌WOODからの紹介です。Issue173200611月と古いので今は機種が変わっている物があるかも知れませんので、そのつもりで読んで下さい。自動かんな盤、英語ではPlanerと言います。これの切削幅が13インチ(約330mm)以下、価格で200500ドルの一般的なポータブルPlaner と呼ばれている機種の比較です。

 

今回は材料の送り速度とカットピッチです。

イメージ 2以前紹介したように、送り速度は遅ければ遅いほど、つまりカットピッチ(上図のPです)が小さければ小さいほど、切削肌が綺麗になります。当然逆目掘れを防ぐ意味でも非常に重要なファクタとなっています。

 

以前のテストで、カットピッチが0.07mm程度ならばほぼ完璧に逆目惚れが取れることが判っています。これから、私個人としましてはカットピッチは0.1mm以下を推奨しました。0.07mmの倍つまりo,14mm程度でもほんのわずかに逆目惚れが発生(当然材料よって一概には言えませんが)しますが、9899%(私の感性)クリヤできます。

 

これらについては、以前工具・道具変でUPしていましたが、BLOGを軽くするつもりで現在は削除していますが、必要な方はFile化していますので、DL してご覧下さい。P7680辺りをご覧下さい。カットピッチの定義についても載せています。

 

で、今回この送り速度とカットピッチが載っていましたので、日本流に単位変換し、Excelに置き換えて紹介します。

イメージ 1

以前、きすべーさんが使われたDW735について検討した結果、「恐るべし」と言う結論になりましたが、上の表をご覧下さい。確かにDW735はずば抜けています。カットピッチが0.1mm代はDW735だけです。その他はいずれも0.2mmを超えています。その次のクラスがDelta22-580ですが、この0.28mmでどの位の効果が出るのか、今度テストしてみます。想像では結構厳しい結果になると思われます。

 

結論:切削肌の綺麗さで選ぶ(逆目掘れを取りたい)なら、DW735しかありません

 

 

 

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