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旋盤（Lathe）

1218VSのツールレストを作ります。

衣桁の桟の丸棒の径を、縦材の関係で1インチよりもうちょっと小さくする必要があり、そのためにも桟の長さ560mm全部に渡ってのツールレストが要ります。

買っても良いのですが、専用のこの長さのものをそろえると（450mmと220mmと仮定）、それだけで2万円弱しますので、作ります。

ツールレストの上端には鉄のパイプを埋め込み、取り付けはワンタッチとします。

まずは合板を2枚張り合わせ（24mm厚）、660mm（560に余裕を両端に50mmづつ）長さで切り、ベース側を欠き取ります。

できあがりイメージはこんな感じ。TOPの高さは、パイプを埋め込んだ時に被切削材のセンタハイトより、2mm程下げています。

これは置いただけ。

ワンタッチクランプにはカムクランプを使用します。手持ち（これは以前にLee Valleyから購入したもの））が２つしかなかったので、別途オフコに発注しましょう。

これがカムクランプ。

カムのセンターにナットが嵌っていますが、このセンタに対して、外周までの半径が微妙に違っており、ハンドルを回転させるとカム動作します。

こんな使い方。

仮に黄色の上下の板で材を挟んでみました。

これはクランプした状態。

レバーを上に上げれば、緩みます。

ベース側にドリルとジグソーを使い、長穴をあけます。

ベース下側の受け。

取りあえず、ベースのワンタッチ固定をチェック。

旋盤のスライド部を、ベースと受けで挟み込みます。

ワンタッチも良い感じです。

次に、ツールレストのTOPにパイプを埋め込むため、ルータで天に半円を掘り込みます。

何回かに分けて、半円完了。

パイプを載せてみました。

こんな感じです。

あとは、接着して乾燥を待ちましょう。

今日はここまで。

コメント（12）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑UP

  ツールレストのペースを後ひとつ購入して鉄棒で作られるのかと思っていましたが、木のベースに鉄棒だったのですね。私はこんなに長いのは必要としませんでしたがそれでも長さが３０センチのを鉄棒で作りました。 

2013/6/22(土) 午後 6:28  yam*t*12*5

  松本さん 製品作るより それを作る 冶具づくりが趣味ですか 

2013/6/22(土) 午後 6:47  koubou-yuu

  私は長いツールレストは持っていないのですが、細長い７００ｍｍくらいのもの結構挽いています。自作とはいいですね！。長いツールレストがあると便利が良さそうです。 

2013/6/22(土) 午後 7:58  isu**ira

  カムクランプのスライドはいいですね！

金属管用の半円受けもナイスです。 

2013/6/23(日) 午前 8:21 [ momoo ]

  ツールレストの上の部分がパイプだとちょっと強度が心配ですが…

挽いているときのちょっとしたキックバックでパイプに凹みができると習性が大変そう。

その部分はパイプより鋼材のほうが良いように思いますが… 老婆心ながら 

2013/6/23(日) 午前 8:28  aki*a*qiy

  YAMATOさん、鉄棒で作りましたか。本当は金属で作りたかったのですが、道具がないので木で作りました。穴を開けてタップを切ったのでしょうか？ 

2013/6/23(日) 午後 0:36 [ toshim ]

  雄さん、そうかもね。 

2013/6/23(日) 午後 0:36 [ toshim ]

  isuakiraさんならもっとシンプルに作りそうですうね。 

2013/6/23(日) 午後 0:37 [ toshim ]

  momooさん、ありがとうございます。 

2013/6/23(日) 午後 0:38 [ toshim ]

  くまさん、そうなんですね。とりあえずパイプでやってみて様子を見ます。まずければ作り直すしかないですね。 

2013/6/23(日) 午後 0:39 [ toshim ]

  横棒が一本では不安に思いましたので二段にしました。

全て溶接で留めてもらいました。 

2013/6/23(日) 午後 7:58  yam*t*12*5

  YAMATOさん、ありがとうございました。写真見ました。２段、納得です。相当頑強そうですね。木で問題出れば、私も鉄鋼屋さんに作ってもらうかな。 

2013/6/23(日) 午後 9:25 [ toshim ]