今日は鏡板の製作です。
昨日バンドソーで2分割したものを手押しと自動で、厚みをそろえます。
これで約7.4mm
縦の長さを、寸法で切りそろえます。
次にこのレイズドビットを使って、鏡板の周囲を削ります。
こんな要領です。普通のバーチカルルータテーブルの場合は、右から左へ材料を送りますが、このホリゾンタルの場合は、左から右へ材料を送ります。間違えないように。
最後で欠けが出ないように、捨て板をあてがっています。
これが削った後。
これは1mm位の切り込みですが、全く危なげなくカットすることができました。やはりホリゾンタルは正解でした。
次はスリットです。
hrvさんからもコメントがありましたが、まずは刃高さの調整。
実際に何度も切って刃高さを決定します。
まずは、板の真ん中を決めます。
クロスフェンスの位置決めストッパを設定しておきます。
このときの数値は129mm(これが真ん中)で一回カット。
あとは20mmずつ移動させ、真ん中の両側を左と右、2回切ります。
以降繰り返し。
つまり、2回目は、149mmに合わせて切り、次に同じ数値で板を前後回転させ、切ります。
後は同じ。20mmずらし(今度は169mm)同様に2回切ります。
これがカットした結果です。裏側のスリット。
同様に、これが表側。
アップで。
こんなイメージになります。
ちょっと縦框が太すぎますね。
ちょっと太いので、急遽バンドソーで2つに挽きます。
この程度ならすいすい切れます。
その後、自動を掛けます。
同様に桟(メープル)を一枚板からバンドソーで挽き割ります。
これもさくさく切れます。
一枚板からバンドソーでカットしたので、かなり曲がって来ることが予想されますので、敢えてこのまま置いておき、明日、手押しと自動を掛けます。
(普通は布等で全体を覆い、できるだけ、環境水分からの影響を少なく保管します)
今日はここまで。
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