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旋盤(Lathe

1218VSインバータ化

 

1218VSインバータ化その1

 

1218VSインバータ化

 

 

 

 

 

1218VS インバータ化その1(検討) 2013.07.01

この旋盤VERIOK 1218VSは一応ベルト掛けと無段変速で、低速の場合は、6501500rpmと最低速度が結構高いです。ラウンダを使うときには、300400rpmと言われており、回転数が高いと危険です。

ということで、何とかインバータ化を行いたいと思っており、今回検討しました。

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現在のドライブ関係

ベルトは平ベルトですが、縦に3本溝が入った特殊ベルトです。

 

ドライブの反対側にはカップが取り付けられています。

 

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上の右に見えているカップを外すと、ネジが切られたシャフトが現れます。

 

このネジのサイズをオフコーポレイションに聞いてみましたが、メーカは非公開とのこと。

 

実測すると、M20に近いが、径が20mmに対して、実測では19.7mmと若干小さい。3/4インチとすると、ピッチが約1.5mmなのでこれまた合わない。

 

ということで、ここにプーリーを付けるとすると、現物合わせでネジを切る必要があります。

しかもこのネジは逆ネジ(左ネジ)です。

 

他にも、上記カップにV溝を掘るというアイデアがありますが、肉厚が10mmしかないため、溝A3/8")にするとしてもちょっと厳しいです。

 

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ということで、

ベルトを途中から出し、三相モータに左のように取り付けることで考えることにしました。

 

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現状のモータのプーリーをそのまま使うので、まずはプーラーでプーリーを外します。

 

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外したプーリーがこれ。

穴径は15φです。

 

現在のモータはF#80ですから、モータ軸シャフト径は19φ。

このプーリーの穴を19φに開けなおせばそのままプーリーが使えます。

 

ということで、いつもの工務店の人に、19φに開け直す鉄工屋さんを探してもらっています。

 

上から3番目の写真が、インバータ用の正規の三相モータですが、このような取り付けだと、現状の仮置きの台では狭すぎてだめです。

台もこの際作り直しましょう。(別紙1218VSインストール参照)

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台の天板は合板の2枚張り合わせ。

そのために、3X6の合板を丸のこで2分割。

大きなサイズは大変です。

 

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ボンドを塗って、

(これも広いので大変です)

 

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プレス機に掛けておきます。

今日はここまで。

 

このプレス機、結構使えますよ。

 

 

コメント(6

  インバータじゃ無かったのですね 出来るっていいね ポチ 

2013/7/1() 午後 8:41  koubou-yuu

 

  はい、雄さん、多分トライアックを使った、簡易無段変速でしたので、低速でのトルクが使い物にならないので、インバータ化します。 

2013/7/2() 午後 2:55 [ toshim ]

 

  おぉ〜 購入したと思ったら、もう改良ですか

そう インバーター化すればトルクは下がらずに回転数変えられるね 

2013/7/2() 午後 3:12  aki*a*qiy

 

 はい、くまさん、早速改善してます。 

2013/7/3() 午後 3:01 [ toshim ]

 

  ところで・・・インバータ化ってどうして、どうなるのかな。 

2013/7/3() 午後 6:29  yam*t*12*5

 

  YAMATOさん、詳しく説明するには書面が足りませんが、普通は1/20速度から100%速度までがトルクを減らすことなく無段変速が可能です。 

2013/7/3() 午後 7:01 [ toshim ]

 

 

 

 

1218VS インバータ化その2(プーリー穴あけ) 2013/7/2(火)                                          ↑UP

 

昨日工務店の人に穴あけができる鉄工屋さんを紹介して頂くようお願いしていましたが、いつものごとく、なかなか返事がきません。そこで、Google Mapで現在地にセットした後、鉄工所を検索し、手当たり次第に電話で穴あけができるか聞いてみました。

 

最近は旋盤を持っていない所が多く、5軒目にやっとできるとの返事をもらいました。都合を聞いて早速行ってきました。近くですが一応隣町です。

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流石にプロですね。

簡単にドリルで穴を開けるだけかと思っていましたが、まずはサイズの合ったスクロールチャック用のジョーを探し、次にドリルビットを探し、穴径を測定するマイクロメータや、目的のシャフトのサンプル(19φ)を探すやら、下準備だけで、15分程掛かっていました。まあ、突然だったのでね。

 

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その後ドリルで下穴を開け(左写真)、刃だけが取り外しできる小さなバイトで仕上げを数回。セットするとバイト台は自動で送られます。

この旋盤欲しい。剛性はあるし、自動送りは付いているし。でも数百万円はするのでしょうね。

 

径を測定しながら、また目的のシャフトを挿入しチェックしながら、15分程で出来上がりました。総時間は30分位。

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綺麗に面まで取ってくれてます。

 

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で、早速モータに嵌め込み、セットボルトで締め付けます。

当たり前ですが、バッチリです。

 

モータを仮置きし、インバータで回してみました。

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バッチリです。

 

 

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現在のモータは使わないので、モータを取り外し、コントローラからモータへの配線も外します。

 

デジタル回転表示があるため、コントローラへの電源は必要です。

あとは、旋盤台を作るだけ。

 

昨日は天板を接着しましたが、今日は、脚と幕板。

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現在、25mm厚のレッドシダーがたくさん余っているので、これを二枚接着し、脚と幕板に使います。

 

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4組は、以前シンク台用としてやはり接着していたので、それを流用し、今日は3組接着します。

これは妻側から見たところ。

今日はここまで。

 

 

コメント(8

  おー早く出来て良かったですね ポチ 

2013/7/2() 午後 8:01  koubou-yuu

 

  手当たり次第TEL問い合わせ(笑)・・・・ナイスです。

早くもINV化ですね。 

2013/7/2() 午後 10:51 [ momoo ]

 

  はい、雄さん、これで台ができれば使い勝手が上がります。 

2013/7/3() 午前 9:10 [ toshim ]

 

  momooさん、近くに見つかりました。これで今後ちょっとしたものなら頼めそうです。 

2013/7/3() 午前 9:12 [ toshim ]

 

  インバーター化いいですね。自分で出来るのが凄いですね。ナイス

いつかチャレンジしたいです。 

2013/7/3() 午後 4:27  biyan

 

  biyanさん、コメントありがとうございます。

DELTAの旋盤どうですか?1HPなので結構使えそうですね。

インバータ化はインバータ本体と3相モータを購入し、あとはそのモータに交換するだけですので、電気より機械的にできれば、結構簡単と思いますので、ぜひトライを。 

2013/7/3() 午後 5:35 [ toshim ]

 

  強力なモーターに据え変えたのですか。 

2013/7/3() 午後 6:32  yam*t*12*5

 

  はい、YAMATOさん、インバータ用のモータは900Wです。今のが約500Wですから2倍弱容量アップです。しかも今までのは速度を下げるとトルクも下がるので、インバータ化により低速では2〜3倍位出せるトルクがアップするようになります。今までの旋盤に使っていたインバータとモータをそのまま使う予定です。 

2013/7/3() 午後 7:08 [ toshim ]

                                                                          ↑UP

 

 

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